ユウウツユキダルマ。

溶けるのを憂いてしまったスノーマン。

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猫の旅

黒猫は線路を辿る
悠々自適な一人旅
目的地はない
故郷もない
ちょっと寂しい一人旅

寂しいから歌を歌った
何処かの路地で人間が
哀しそう歌っていた歌
うろ覚えだけど
なんだか少し楽しくなった

黒猫は線路を辿る
悠々自適な一人旅
電柱の上で一人待つ
黒い鴉と小休憩

「君はどこへ行くんだい。」
「どこでもないさ。ここでもないが。」

「君こそ何を待つんだい。」
「忘れられた約束を。」

そうかいそれじゃと別れを告げて
黒猫はまた線路を辿る
悠々自適な一人旅
寂しいときは
歌を歌って
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  1. 2012/07/31(火) 06:56:13|
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推定無罪の重大犯罪


僕は人をました
一人、人を殺しました
彼は酷く臆病で 人が嫌いで
そして酷く、自分を嫌っていました

彼は何度も何度も、蹲るベッドの上で
僕に「殺してくれ」と泣きました
僕は何度も「考え直せ」「もう一度、頑張ろうよ」と言いました

その度に彼は、「嗚呼、そうだね」と泣き腫らした顔で笑いました

けれど あの日は あの日だけは 違いました

何度も頑張った彼はぼろぼろで
もう嫌だ と何度も何度も小さな声で 嗚咽混じりの声で 言いました

嗚呼、もう、彼は。
「「疲れてしまったんだ。」」
もういいよね、と いつもの泣き腫らした顔で 彼が微笑みました
僕はそれにもういいよ と答えて
身を乗り出す彼の背中を押しました

(嗚呼、そうだ。
僕は彼で 彼は僕で
僕が殺したのは、僕自身。)
  1. 2012/07/29(日) 07:50:42|
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背中合わせの意地っ張り。

泣かないのかい、と、ぽつり。
背中合わせの彼が呟いた。
それはどれ程久々の言葉だつただろう。

それじゃあ、泣こうかしら。と呟けば
はらり、はらり、と透明な滴が畳に落ちた。

貴方は泣かないの、と、溢れる涙をそのままに問うと、
そうだね、それじゃあ僕も泣こうかな。
なんて、軽い口調で呟いて
彼の背中が、僅かに震えた。

冷たい秋の、夜のお話。

  1. 2012/07/27(金) 10:36:57|
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ゆらゆら。


熱に眩む景色のなか、貴方の姿を見た気がしました。

酷く冷たい冬の日に、白い花になって逝ってしまった白いひと。

夏は嫌いだと、二人でサイダーの空き缶を蹴飛ばした遠い日。

夏嫌いな貴方が、そこにいるはずなんてないのにね。

否、もしかしたら、天の邪鬼な貴方のことだから、あえて夏に出てきたのかもしれない。

酷くぐるぐる悩まされるのが酷く癪にさわったから、ゆらゆらゆれるかげろうに、サイダーの空き缶を蹴飛ばした。

嗚呼、夏は大嫌いだ。
  1. 2012/07/17(火) 21:58:39|
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お久しぶりです。

同じタイトルが続いてるかも。

お久しぶりです。フユアカリ。です。
俗に言う受験生、というやつになりまして、はや4ヶ月が経とうとしています。
時間の流れは怖いほど早くて、気づいたら何ヵ月もたってました。

ようやくなんとなく、タイミングが掴めてきましたので、ぼちぼち浮いたり沈んだりしようかな、と。
それでは、おやすみなさい。
  1. 2012/07/17(火) 21:39:44|
  2. 日常
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